(新)ミギワン絵日記

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春の結婚式徒然

f:id:migiwaaan:20190402100010j:plain いつになく、春らしい春を迎えた気がした。
3月末、妹の結婚式会場は京都だった。 春・京都・結婚式…。この3文字だけを見ただけでうららかで笑顔溢れる雰囲気を感じる。

長野からJRで京都へ向かう途中、乗り換えの金沢駅で駅弁を買った。 桜色やグリーンが彩る春の弁当。
京都駅に着くと、構内のあちらこちらに桜や梅のポスターやロゴマーク。春休み中の若者や、桜目当ての大きなカメラを担いだ外国人観光客。
折角だからと、スプリングコートまで新調していた。長野では車移動がほとんどで、春先にわざわざ上着を準備しない。5月頭まで、冬物でなんとかやり過ごしそこから一気に初夏の着こなしに移行するのだ。

身内の結婚式は2度目だが、20代からの"披露宴"総出席数はおそらく15回以上になる。一時は、お祝い用通帳なるものを作り、お呼ばれ用ワンピースも季節ごとに揃えていた。受付・友人挨拶・余興・2次会幹事・ウェディングボード制作。一通りやらせて頂いた。「あとやってないのは主役だけだ」というのが、お決まりのフレーズだったが、いよいよ自分も結婚し、今子どももいない以上、私の人生において結婚式に関する「役目」みたいなものは全て終わってしまったような気がする。イヤ、お招き頂ければ、いつでもどこでも出席させていただきますが!

結婚とはなんぞや


1週間前には、当日のワンピースに合わせてネイルを予約した。担当してくれたのは26歳のネイリスト。施術中、自然と彼女の結婚の話になった。彼氏はいないが、結婚に対する憧れと焦り、一方で疑問のようなものも抱えていた。私も独身の頃「なぜ結婚しなければいけないのか」という疑問が常に頭から離れなかった。答えは結婚し、自然と見つかるものでもなかった。どんなに彼女の話を聞いてもに大したことが言えなかった。ただ、同じ歳の頃の自分の感覚が呼び起こされ、懐かしい気持ちになるだけだった。



妹の結婚式は、あらゆる点でセンスがあり「今風」だった。今の結婚式は「家」ではなく「個人=主役の二人」の考えが色濃く出るのだなと、今更実感した。会場を出入りするスタッフのほとんどが、自分より年下であろうことに軽い衝撃を受けた。
長野への帰りは、名古屋経由の新幹線と特急を乗り継いだ。長野中心に近づけば近づくほど、うららかな雰囲気は一変し、おまけに雨まで降り出した。山の谷間から時々見える雪が寒々しかった。近所でお花見が出来るのはまだあと半月ほど先か。フワフワと柔らかな気持ちが、電車に揺られながら現実に引き戻されて行った。家の最寄り駅に到着し、頬を刺すような空気にスプリングコートの襟を立てた。



今週のお題「桜」